意識調査
生活者が知りたい「健康コスパ」は?
「健康コスパ」という食品選びの新基準をご紹介してから1年以上経ちましたが、メディアでも取り上げていただく機会が増えるなど、注目度が上がってきています。
今回は意識調査によって、生活者の方々が普段の食事づくりなどでどんな悩みを抱え、「健康コスパ」をどうとらえているか、その実態を探ってみました。
買い物時に
「健康コスパ」を取り入れたい?
8割近くが
「取り入れたい」!
「健康コスパ」について76.2%の方が「かなり取り入れたい」「やや取り入れたい」と答え、非常に関心が高い結果となりました。
「健康コスパ」についてどう思う?
「健康コスパ」を買いものの際の参考にしたいという人が多い結果となりました。新しい考え方として認識され、自分向けと捉える人も多いことから、取り入れたい人の割合が多いこともうなずけます。
「健康コスパ」を取り入れると、
どんなメリットがある?
「健康コスパ」を取り入れることで、自分や家族の健康への期待が高まることがわかります。買い物の際に「食材が決めやすくなる」と、買い物時の悩み解決にも、ひと役買ってくれそうです。
「健康コスパ」の違いが知りたい食品は?
「健康コスパ」の違いを知りたい食品を尋ねたところ、このような結果に。いずれも高い数字の中で、1位は「ヨーグルト」となりました。ヨーグルトのパッケージには乳酸菌やビフィズス菌など、さまざまな情報がありますが、どれを選んだらよいのか分からず、違いを知りたい人が多かったようです。
調査結果から
今回の調査の対象者に、「日々の食事づくりのための買い物」や「食事づくり」についてどう考えているかを尋ねたところ、ともに「負担に感じている」人が7割ほどいました。悩みを感じている人も、ともに8割程度存在しています。
買い物の悩みは「物価が上がって、買いたいものが買えない」、食事づくりでは「料理のレパートリーが乏しい」「同じようなメニューが多くなってしまう」と、昨今の物価上昇や共働きゆえに時間に余裕がないことに起因すると思われる内容が突出していました。
日々の食材の買い物に…
日々の食事づくりに…
日々の食事のための買い物をする人にとって、価格は購入時の重要な判断基準となります。物価高で買いたいものが買えず、レパートリーも乏しい中、結果として栄養不足になったり健康を損なってしまうことになってしまっては元も子もありません。「健康コスパ」は、似たような食品のうち、どちらがより栄養をとれるかを知るための指標であり、効率よく健康を手に入れるための知識です。これからもより多くの人に取り入れていただき、毎日の家事の負担を減らすことに役立てていただきたいと思います。
調査概要
- 調査主体
- ウェルネス総合研究所
- 期間
- 2024年6月7日(金)
- 方法
- インターネット調査
- 対象者
- 全国20~60代男性250名、女性250名・既婚・有職者
- 条件
- 自分が日々の家族の食事を主に作る
自分が日々の家族の食事づくりのために、主に食材の買い物をする