STOP! のど乾燥スパイラル

冬の風邪と感染症

生活者調査 冬季に感染症が
増える理由
風邪予防の
ためには

風邪予防のためには

冬季に感染症が増える理由

風邪の予防で忘れてはいけないのが
「のどケア」と「免疫力」!

風邪を予防するための「三大防御策」は、侵入者からわが家を守る対策法にたとえられます。それは、①「門」の設置(=口・鼻における防御)、②「玄関」の施錠(=のどにおける防御)、③「セキュリティシステム」(=体内における防御)の3つです。

一般的には手洗いやマスクの着用など、口・鼻における防御策が風邪予防として広く認知されており、調査結果からもその傾向が見受けられます。しかし、これらの方法は、家に例えるなら「門を設置する」ことにあたります。もちろん門の設置や施錠は大切ですが、それだけでは万全とはいえません。たとえば、玄関の扉が開けっぱなしでは、家の中への侵入を防ぐことはできません。また、万が一外敵(ウイルス)が侵入した時の対策も必要で、「セキュリティシステム=免疫」が整っていれば、体内での防御が可能となります。

つまり、風邪の予防には、「のどのケア」と、日常の健康管理によって高める「免疫維持」の双方をしっかりと備えておくことが重要なのです。

風邪予防の3大防御策

Column

コラム

東京においては、気温や天気と同様に、湿度も季節によって大きく変化します。夏は南からの湿った空気の影響で非常に湿度が高く、梅雨や台風の時期には湿度が80%を超えることも珍しくありません。一方、冬は北西から乾いた空気が流れ込み、湿度は40〜50%台まで低下します。月によっては最小湿度が20%を下回ることも。これはなんとサハラ砂漠と同程度以下の乾燥状態です。

さらに、室内で暖房を使用すると、外気よりも湿度が下がりやすくなります。対策を講じない限り、室内でも乾燥状態から逃れることは難しく、体調を崩す一因となる可能性があります。

観測場所 2022年 2023年 2024年
東京 15% 20% 18%
サハラ砂漠
タマンラセット
(アルジェリア)
21% 19% 20%
サハラ砂漠

※東京の湿度は1、2、12月の最小湿度、サハラ砂漠は年間の平均湿度
出典:気象庁 https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/index.php?prec_no=44&block_no=47662&year=2025&month=1&day=&view=a2 (東京)
timeanddate https://www.timeanddate.com/(サハラ砂漠)