ペース・オブ・エイジング 普及プロジェクト

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PoA対策イメージ

ペース・オブ・エイジング(PoA)対策30代から始めたいペース・オブ・エイジングをゆるやかにする生活習慣

ペース・オブ・エイジング(Pace of Aging:PoA)をゆるやかにするには、まず食事・栄養習慣の見直しが必要です。チェックリストを使って、あなたのペース・オブ・エイジングのタイプと「見た目」の状態を診断し、ペース・オブ・エイジング対策につなげていきましょう。

あなたのPoA度(老化時計タイプ)をチェックしてみよう!

食事・栄養習慣による簡易診断 PoA度(老化時計タイプ)チェックリスト

あなたの
チェック数

0

診断結果 診断結果

  • チェック数0〜2個 Good!

    PoA度(老化時計タイプ) ゆっくり
    あなたは 「若見え」さん
    あなたのPoA度(老化時計タイプ)はゆっくり良好なペースで進んでいます。今の生活をキープすることを心がけましょう。チェックがついた項目がある方は、ひとつずつ改善していくと、なお良いでしょう。
  • チェック数3〜4個 Ok!

    PoA度(老化時計タイプ) 普通
    あなたは 「年相応」さん
    あなたのPoA度(老化時計タイプ)は普通のペースで進んでいます。油断せずにチェックがついた項目をひとつずつ改善することを心がけ、老化時計を少しづつゆっくりにすることを目指しましょう。
  • チェック数5個以上 残念..

    PoA度(老化時計タイプ) 速い
    あなたは 「老け見え」さん
    あなたのPoA度(老化時計タイプ)は速いペースで進んでいる可能性があります。自覚症状がない場合でも、近い将来突然「見た目」や体調に変化が生じるかもしれません。そうなる前に、今すぐ食事・栄養習慣の改善に取り組みましょう。

すべての30代の皆さんへ

若いはずの30代でもペース・オブ・エイジング(PoA)、老化時計が加速している人が増えています。主な原因として考えられるのは、野菜や魚が少なく、肉料理や揚げ物中心の偏った食事と欠食です。このような食事を続けていると、栄養素が不足するだけでなく、そのバランスも乱れ、せっかく摂った栄養を体の中で効率的に使うことができず体内老化を早め、「老け見え」へとつながっていきます。

ペース・オブ・エイジング、老化時計をゆるやかにするには、バランスの良い食事・栄養習慣が欠かせません。まずは食事の内容を見直し、ビタミン、ミネラル、抗酸化成分をしっかり摂ることが大切です。とはいえ忙しい毎日、普段の食事だけで難しい場合は、不足分を補う補助食品として、マルチビタミン・マルチミネラルやビタミンCなどのサプリメントを使うこともひとつの方法です。

30代の今、できることから改善していきましょう。

石原新菜先生

PoA度(老化時計タイプ)チェックリスト監修 石原新菜先生(イシハラクリニック副院長)

2006年帝京大学医学部卒業。同大学病院で2年間の研修医を経て、現在は父、石原結實のクリニックで主に漢方医学、自然療法、食事療法により、種々の病気の治療にあたっている。クリニックでの診察の他、わかりやすい医学解説と、親しみやすい人柄で、講演、テレビ、ラジオ、執筆活動と幅広く活躍中。主な著書「おいしくて体に効くお酢レシピ(扶桑社)」他多数。

主な所属学会:日本内科学会、日本東洋医学会


PoA対策01 食事・栄養習慣

ペース・オブ・エイジング対策の基本といえるのが食事・栄養習慣を整えることです。現在50代で、周囲から実年齢と比べて「見た目」が「若い」と言われる「若見え」さんは、男女ともに30代の頃から生活習慣の中で「食事の栄養バランス」を意識していた人が多いことが分かっています。

30代の頃から意識的に
「食事の栄養バランス」に取り組んでいる人

「あなたが健康・美容のために意識的に取り組んでいることのうち、30代の頃から取り組んでいたことはありますか。」という質問に「食事の栄養バランス」と答えた人の割合

現在50代で、実年齢と比べて「見た目」が「老けている」と言われる人

現在50代で、周囲から実年齢と比べて「見た目」が「若い」と言われる人

ウェルネス総合研究所「ペース・オブ・エイジング(PoA)実態調査」より

30代の頃から意識的に「食事の栄養バランス」に取り組んでいる人(図)

また、2022年に発表された食事の改善に関する研究からも、栄養バランスを整える時期が早いほど、その効果(寿命の延伸)が大きくなることが分かっています。食事の改善は早めが吉といえそうです。

*…PLoS Med.2022 Feb 8;19(2):e1003889.


1日3食が基本

栄養バランスの整った食生活を維持することは、ペース・オブ・エイジング対策の要です。まず基本は一日三食をしっかりと食べること。これにより、一日を通じて安定したエネルギーを体に供給し集中力や体力の維持に役立ちます。その際にたんぱく質、炭水化物、脂質の三大栄養素はもちろんのこと、さまざまなビタミンやミネラルも重要です。特に、野菜や果物、全粒穀物、豆類、肉や魚など、様々な種類の食品を組み合わせることで、必要な栄養素をバランスよく摂取することができます。

1日3食が基本(イメージ)

サプリメントも活用

忙しい生活の中で、完璧な食事を通じた完璧な栄養バランスに毎日整えることは難しい場合もあります。そんな時は、マルチビタミン、マルチミネラル系のサプリメントの活用が推奨されます。サプリメントは不足しがちなビタミンやミネラルを手軽に補うことができるため、食生活のサポートとして大変役立ちます。ただし、サプリメントは食事の代わりになるものではなく、あくまで補助的な役割を果たすものです。まずは3食の食事を整えながら、その不足分を補う、ベースを高めるといった使い方で生活に取り入れてみるのがよいでしょう。

専門家によるアドバイスはこちら

サプリメントも活用(イメージ)

PoA対策02 運動習慣

30代は体重の増加や体力の低下に直面する世代です。この時期に運動習慣を身につけることは、長期的な健康・美容に繋がります。

日常の行動に“運動”をちょい足し

まず、日常的なウォーキングや散歩がお勧めです。通勤や買い物の際に少しだけ(遠回りするなどして)距離を延ばすだけで病気のリスクが少なくなり、ストレス解消にもつながります。また、駅や会社で階段を使うことも日常的に下半身の筋力を強化しカロリー消費につながります。運動が苦手は方は、日々の生活にストレッチを取り入れるのよいでしょう。朝の数分、仕事の合間に行うことで、体の柔軟性を高め、疲労回復に役立ちます。リラックス効果もあり、精神的な健康にも良い影響をもたらします。

ここに紹介した運動やストレッチは、特別な時間を確保しなくても日常生活の中で簡単に取り入れられます。重要なのは、小さな一歩から始めて、徐々に習慣化すること。毎日続けることで、30代の生活に活力と健康をもたらしてくれます。

日常の行動に“運動”をちょい足し(イメージ)

PoA対策03 睡眠習慣

睡眠の質を高めることは、日中のパフォーマンス向上、ストレス軽減、そして長期的な健康・美容に繋がります。

寝る前にスマホは使わない

まず、寝る前のスマホやタブレット、パソコンの使用はできるだけ避けましょう。これらのデバイスから発せられるブルーライトは、体内のメラトニンの生成を抑え、睡眠の質を低下させると考えられています。寝る1時間前にはデジタルデバイスをオフにし、読書や瞑想などリラックスできる活動に切り替えましょう。

寝る前にスマホは使わない(イメージ)

入浴は就寝時間から逆算

お風呂の入り方も睡眠の質に大きく影響します。就寝1~2時間前にぬるめのお風呂にゆっくりと浸かることで、体温が自然と下がり、眠りにつきやすくなります。特に、長い一日の終わりにリラックスすることは、深い睡眠へと導く重要なステップです。また、寝室の環境を整えることも忘れてはなりません。暗く、静かで、涼しい部屋が理想的です。快適な寝具を選ぶことも大切です。体をしっかりと支え、快適な睡眠を促すマットレスや枕を選びましょう。


PoA対策04 外部環境

生活習慣だけでなく、外部環境を整えることもPoAをゆるやかにする重要なステップです。外部環境とは、私たちの体内環境(特に腸内環境)、住宅環境、そして人間関係など、私たちを取り巻くさまざまな要素を指します。日々の小さな積み重ねが、長期的な健康に繋がりますので、ぜひ意識して取り組んでみてください。

腸内環境

人間の腸内は「体内にある外部」であり、その状態は免疫力や心の健康を大きく左右します。まずはバランスの良い食事を心がけ、発酵食品や食物繊維を豊富に含む食品を積極的に取り入れましょう。また、不規則な食生活や過度なストレスは腸内細菌叢のバランスを崩す原因となりますので、規則正しい生活習慣の維持が重要です。

腸内環境(イメージ)

住宅環境

住宅環境においては寒暖差対策や換気を適切に行い、快適な居住空間を保つことが大切です。特に季節の変わり目には、室内の温度と湿度を適切に調整し、健康を守りましょう。また居住空間の整理整頓を行い、心地よい空間を作ることはストレスの軽減にも繋がります。

人間関係

職場や地域社会での人間関係は時としてストレスになることがあります。職場ではコミュニケーションを大切にしながら協力的な関係を築くことが重要です。また、ご近所との付き合いは、適度な距離感と関わりが心の余裕につながります。職場でも地域でも無理をしないことがまず大切です。

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